偽物の愛を掴まされてるから、愛が足りない
偽物の愛
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現代に圧倒的に足りていないものは「」だと思う。

愛の裏返しは無関心と言われるけれど、大都会東京で何百という人が、苦しそうにうずくまる1人の人を見ても無視をする。あるいは、スマートフォンを見て気付かないフリ。

完璧といえるほどの無関心体制が出来上がっていて、ぼーっとしていたら孤独になる仕組みが用意されているかのようです。

そんな中、「愛」を求める婚活事業・マッチングアプリが大流行するけれど、ピッタリな人が見つからなかったり、一夜限りの関係や、数ヶ月で泡に消える関係も少なくありません。

生きていく上で必要不可欠な本当の愛は、目に見えない意識に目を向けることで、どれだけでも手に入れられるのに。

目に見える小手先のテクニックが分かりやすいから、そっちに意識が行ってしまう。

目に見える世界には偽物の愛しかない

婚活サービスもそうだけれど、目に見える世界から入ってしまったら、薄っぺらい愛しか手に入れることは出来ません。

偽物の愛と言っても過言ではありません。

背の高さ、見た目、年収、学歴、家柄、結婚というステイタス、云々…

条件から入って手に入れようとした瞬間、本物の愛は手から滑り落ち、偽物の愛を掴まされることになるでしょう。

その時だけの愛は手に入るかもしれません。

理想のスタイル、年収、見た目など…を持つ人を手に入れたのですから。

けれど、それは本当に愛を手にしたのではなく、「物欲」が満たされただけです。

物欲が満たされたことと、愛で満たされるのは、全く違います。

条件付けして手に入るのは「物」なんです。目に見えないモノには条件をつけられません。

愛は「物」ではなく、目に見えない何かです。

本物の愛を引き寄せるのは物質的なツールや条件ではなく、私たちの意識です。

目に見える物質だけの世界から物事を眺めるか、目に見えない意識の世界から物事を眺めるかで、現実は革命的な変化を見せます。

目に見えない世界 愛

目に見えない世界から始める

愛を手にしたいと思うなら、目に見えない意識の世界に目を向ける必要があります。

例えば、愛している時の気持ち、愛されている時の気持ちがスタート地点です。

「君の名は。」のように、なぜか分からないけれどずっと探している誰かを想うような、大切な人を想う気持ちです。

あるいは、母親が赤ちゃんの頃に与えてくれた無償の愛のような感覚。

これらは頭で行われる思考はなく、心で感じられるもの。

こうした気持ち・感覚は思考・物欲とは全く異なるものです。

思考・物欲から出発すると愛は逃げていくのに、分かりやすいからか、なぜかここからスタートしてしまうのですよね…。

愛を手にしたいと想う時は、自分の思考が物欲から来るものなのか、心から来るものなのか、よーく意識に目を光らせることがキーポイントになります。

欲か心か

何が思考で、何が心か?

どんなことが物欲的な思考で、どんなことが感覚的な心で感じる気持ちかを比較してみるとこうなります。

「高身長、きれいな身なり、合格!」という見方は物欲のある思考です。頭で考えて損得勘定が入っています。

意識の中に何らかの価値基準を発見したら、その思考とは距離を置く必要があります。心配、損得勘定などもそうです。

反対に、同じ人を見たとしても「なんだかいい感じ」という感じ方は、頭が静まっていて、心としっかりやり取りが出来ています。

愛という目に見えない意識から現実を進めていくと、愛の引き寄せが始まっていきます。

それくらいシンプルです。

年齢も、性別も、国籍も、信条も、関係なく、強力に愛が引き寄せられ始めます。

思考・物欲から始めず、目に見えない愛から始めれば、婚活サービスだって私たちに愛を与えてくれるでしょう。

本物の愛を手にしたい方に、このメッセージが届きますように*