カラスが夢に出てくると、苦手な方にとっては何か良くないことの前兆(=凶夢)ではないかと不安になることもあります。
漆黒の色が不吉感を増しているかもしれませんが、古事記・日本書紀においては、八咫烏(ヤタガラス)は神の使いであり、とても良い存在です。
カラスが夢に出てくる意味は一体何なのか、もし凶夢だった場合の回避方法や、吉に転じる方法をご紹介していきます。
カラスの夢を見る意味
カラスは次のような意味を潜在的に持っています。
- 賢い
- 災い
- 導き
- 霊的な力
このようなイメージを、人は共有しており(意識・集合意識)、夢に出る時はこの意味を持って現れます。
吉の意味で出る場合は良いのですが、凶の意味で出る場合もあります。
その場合の回避策や、凶を吉に転じる方法なども合わせて分析していきます。
カラスの夢の場合分け分析
カラスが出る夢をパターンごとに解釈し、その意味をご説明します。
カラスが騒がしく鳴く夢
注意喚起の暗示です。
烏の数が多いほど重要度は高く、早い段階で行動に移したほうが良いです。
行動一つ一つを慎重にして、うっかりミスがないように気を配ります。
コミュニケーションロス、忘れ物、先延ばしにする行動がないようにします。
語りかけるようにカラスが鳴く夢
物事が良い方向に進むチャンス。
何を話しているかわからない場合でも、烏が語りかけてくる時は、良い兆しです。
起きたら夢を思い返し、語りかけた時に動いた自分の感情や思考を思い返します。
現実生活で、その感情と思考を感じさせるものが、自分にとって何なのかを見つけしだい、日々の生活に取り入れていきます。
カラスに襲われる夢
良くないことが起こる予兆、考え過ぎの現れ。
日頃の生活で、よくないことが起こる予感を潜在的に持っています。
思い当たるところがある場合、早めの対処が懸命です。
何も思い当たらない場合、頭で考えても意識できない、潜在的なレベルで、何らかの予兆を感じ取っている可能性があります。
また、頭を突かれたり、髪を引っ張られたりする場合、日頃から考え過ぎていることの現れです。
瞑想や自然と触れ合うなどして、定期的に考えない時間を設ける必要があります。
カラスと戦う夢
自己防衛を推奨する暗示。
何か良くないことに、やられたままになっている可能性があります。
もし何度も夢に出てくるようでしたら、逃げずにどこかのタイミングで闘い、打ち負かすことで、現実にも戦う姿勢が反映されていきます。
嫌なことを我慢し続けている時にも見る夢で、そろそろ立ち上がる時が来ていることを示唆しています。
カラスを捕まえる夢
良くないことを回避する暗示。導き手の獲得。
カラスを捕まえるということは、災いを自分がコントロール出来る状況になるということ。
仕事、恋愛、友人関係をより円滑に進めていくことができそうです。
また、良き相談相手を探してみると、さらなる成長が見込めます。
カラスがなつく夢
恋愛、人間関係が良好になる印。
タロットカードでいうと《Ⅷ.STRENGTH “力”》のカードと似ている構図です。魅力がアップして、対人関係で人から好かれるようになる印です。
積極的に人とコミュニケーションを取り、友好を深める時期です。
死んだ烏を見る夢
苦境の脱出を暗示。
今まで頑張っていたことを乗り越え、何かを達成したり、厳しい状況から脱却する暗示です。
もう少しでトンネルから抜けるような感覚で、手を止めずに進むのが吉であるサインです。
黒以外の烏
予想外の幸運到来の現れ。
黒以外の色のカラスが出てきた場合、普段とは異なる行動を取ると良いです。
普段通りのルーティンから抜け出すことで、突破口が見つかることを、潜在的に既に分かっています。
いつもと違う思考や行動を取ることに、少しの恐れを抱えているかもしれませんが、勇気を持って行動してみることで新たな展開が生まれます。
烏が家にいる
幸/不幸を招き入れている暗示。
知らないうちに、顕著に良かったり、良くなかったりする結果を生む行動を取っています。
良かれと思ってしているので、なかなか気づきづらいことですが、より深く自分自身を見つめ、幸/不幸を生み出している原因を突き止める必要性をキャッチしています。
徹底的に自分を知る行動を、様々な角度から検討するタイミングです。
まとめ
カラスは吉とも凶なる印なので、夢に出てくる意味を捉えることで、より吉を呼び込むことが出来ます。
自分自身を知ろべく、内面を深く追求し、カラスの夢から自分を変えるチャンスを掴んでいただけたら、さいわいです*
この記事へのコメントはありません。