“イメージ出来るものは現実になる”という言葉を聞きますが、これが本当なら、イメージを上手に扱えば、自分の人生もよりよく扱えることになります。
私の経験ですが、日々瞑想を行っていたところ、イメージ力の乏しさが少しずつ改善され、「もっと想像力を使いなさい」と言われることが減っていき、仕事は順調に進むようになりました。
食わず嫌いのようなネガティブイメージも解消され、仕事、服、パートナーシップ、言動など、様々なところで選択肢が広がり、より快適な日々を過ごせるようになっています。
もし瞑想で自分の頭の中のイメージをコントロールできたら、さらに望みの現実化も早くなるでしょう!
瞑想をしても効果を感じない時もありましたので、「瞑想をしたら即、上手くいく」という綺麗事は言えないのですが、体験に即したイメージ力アップの方法とネガティブイメージの解消法などをシェアしていきます。
目次
瞑想とイメージングの違い
頭が混乱する前に、瞑想とイメージング(イメージすること)の違いは何なのか、ということからご説明します。
既にご存知の方は、この見出しの部分は読み飛ばしてください。
瞑想とイメージングの違い
瞑想をどう捉えるかで、「瞑想 = イメージング」となるか、「瞑想 ≠ イメージング」となるかが決まります。
それぞれ分類していきます。
無になる瞑想(=受動瞑想)の場合
もし瞑想を、「無になるための瞑想」と捉えるのなら、何もイメージしないので、「瞑想 ≠ イメージング」です。ちなみに、何も考えない無になる瞑想は、受動瞑想とも呼ばれます。
何も考えず、雑念がわかないようにする瞑想です。
頭をリフレッシュさせる時は、受動瞑想を行うことが多いです。
『瞑想で雑念を消す方法と活かす方法』で詳しくご説明しています。
Warning: Use of undefined constant php – assumed ‘php’ (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/veilsalon2/veilsalon.com/public_html/wp-content/plugins/php-code-for-posts/Classes/Shortcode.php(105) : eval()’d code on line 35
熟考する瞑想(=能動瞑想)の場合
反対に瞑想を、「熟考するための瞑想」と捉えるのなら、細部にわたってイメージすることになりますので、「瞑想 = イメージング」になります。これは能動瞑想とも呼ばれます。
一つの物事についてイメージングするのですが、その度合いにも幅があります。
例えば、球体など一つのものだけをイメージし続ける方法や、あることについて具体的に考えていく方法もあります。
瞑想でイメージ力を鍛える
瞑想でイメージ力を鍛える方法は、2ステップになります。
- イメージ力を高める基礎トレーニング
- イメージ力を高める実践トレーニング
基礎トレーニングは、実践で想像力を高められるようにしてくれます。
イメージ力を高める基礎トレーニング
イメージ力の基盤を強くすることで、こうした出来事により柔軟に対応できるようになっていきます。
- 苦手なこと
- 異性
- 初めてチャレンジすること
トレーニング内容
- 1: 受動瞑想
- 2: 視覚化
受動瞑想
雑念がなくなるまで受動瞑想を行います。
方法は『瞑想で雑念を消す方法と活かす方法』をご覧ください。
1日20分を目安に、14日間ほど連続で続けます。
時間が確保できない場合などは短くてOKです。
瞑想時間の長さによって得られる効果は『瞑想の時間の長さ別*得られる効果まとめ〈数秒〜2時間以上〉』にてまとめています。
時間帯はなるべく朝を選びましょう。
視覚化
一つのことについてイメージし続けます。
例えば、目を開けたままiPhoneをしばらくみてから、今度は目を閉じてiPhoneの輪郭をイメージし続けます。
あるいは、100円玉などでも構いません。
細部は良いので、輪郭をイメージし続けます。瞼の裏で視続ける感覚です。
形は何でも良いのですが、なるべくシンプルな形を選びましょう。
1日5分ほど行います。
コツは先入観を持たないこと
まず取り組むのは、先入観を持たないようにすることです。
先入観とは、いわば思い込みで、食わず嫌いのような状況を作っています。
試したことがないことを、苦手と思ったり、無理だと思ったり。
この状況から抜け出すべく、基礎トレーニングでは受動瞑想を行いましょう。
瞑想で先入観の”たな卸し”をし、実際に人と関わったり行動を起こすことで、新たな視点を受け入れていきます。
先入観を持たないと得られる効果
なぜ先入観を持たない方が良いかというと、感じていること、思っていることと真逆の発想ができるので、様々なケースに対応できる柔軟性が身につきます。
人とのコミュニケーション
人の話を最後まで聞いて、相手を理解できるまで質問できるので、誤解を小さく留められます。
仕事・ビジネス
希望する結果と、望まない結果を同時に検討できるので、その時々の状況に一喜一憂することなく、粘り強く結果が出るまで続けられます。
恋愛
押し付けることなく自己表現をし、相手のことも理解しようと努力するので、自分にぴったりのパートナー(ソウルメイト)と結ばれやすくなります。
イメージ力を高める実践トレーニング
日々の基礎トレーニングが出来てきたら、実践に入ります。
自分の熟知した分野を選んで能動瞑想をしましょう。
まずはどんな感じで瞑想するのかをシェアするべく、自分の経験をシェアします。
テニス前に行ったイメージング
高校生の頃にテニス部に所属していたので、頻繁にテニスをしていたのですが、大学生ではテニスサークルや部活に入らなかったので、テニスをする機会が減りました。
しかし、テニスの試合を見ていたらテニスがしたくなり、友だちを誘ってテニスをしに行きました。
その前に、瞑想でイメージングをしたのです。すると、案外うまく体が動いてくれて、良いプレーができました。
ただし、熟知していない分野のボウリングでは、どれだけイメージをしても効果がありませんでした。
熟知していない分野では、細かなイメージが難しいからなのでしょう。
イメージ力を鍛えるステップ
実際のトレーニング内容です。
- 1:熟知したジャンルを選ぶ(職業、プロジェクト、遊びなど)
- 2:理想像を設定する
- 3:受動瞑想で瞑想状態に入る
- 4:自分がそうなっているところをイメージング(能動瞑想)する
- 5:実際にトライする
- 6:1〜5の繰り返し!
イメージ力を高めるコツ
コツになるのは、上の「5:実際にトライする」部分です。
瞑想やスピリチュアルが好きな人は、行動するよりもイメージする方が好きなことが多いのですが、行動することでより具体的で細かいイメージングが可能になります。
苦手意識がある場合は、ほんの少しでも良いので、まずは行動を起こしてみるのがポイントになります。
“四大元素”や”カバラ”の世界でも言われることですが、物事の現実化の流れは
「アイディア」→「思考」→「計画(イメージングはここ)」→「行動」
です。
イメージングばかりしていると、現実が変化しなくて焦りを感じてしまうかもしれません。
バランスよく取り組むと、精神的にも現実的にも良い結果が得やすいです。
イメージ力アップについてはここまでです。
ネガティブイメージをクリアにする方法
物事に染み付いたネガティブイメージは、解消するのがなかなか難しいです。
苦手意識がつくと、それについて考えるのも億劫になりがちです。
先入観は「イメージ力の基盤を強くする方法」でクリアにしていきますが、苦手意識を感じるなど、抵抗感のあるネガティブイメージはもう少し掘り下げる必要があります。
クリアにするステップ
※精神的に辛い場合、この作業を一人で行うことは控えましょう。
1: ネガティヴイメージを1つピックアップする
2: 受動瞑想を雑念がなくなるまで行う
3: ネガティヴイメージがある原因について熟考する(潜在意識を顕在意識に変える)
信頼できる人と共同で、これに類似する作業を行うことをオススメします。
今回は例として、「嫌いな人がいる」場合について考えてみます。
様々な角度で考えられますが、今回は10個の切り口をリストアップします。
- 3-1: 悪い人だからなのか。
- 3-2: 根性が嫌いなのか。
- 3-3: 時間が経てば解決するのか。
- 3-4: お金があれば解決するのか。
- 3-5: 自分に力があれば解決するのか。
- 3-6: 尊敬できないのか。
- 3-7: 生理的に受け付けないのか。
- 3-8: 話が通じないのか。
- 3-9: 言動を受け入れられないのか。
- 3-10: 容姿が気に入らないのか。
上記のリストアップした内容で、引っかかるところがあれば、さらにそれについて熟考します。
例えば、「3-1:悪い人だからなのか。」に対する答えが「イエス」だった場合、自分にとっての善悪の基準について瞑想していきます。
そのようにして、ぼやけて整理されていない思考に光を当てて、明確に整理していきます(潜在意識の顕在化)。
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