瞑想をしていると喜びを感じる時がやってきます。
一日中働いた後にくつろぐと心地よさを感じるのと同じで、日常生活で酷使した思考が休まることで喜びを感じるのです。
この状態になると日頃溜まっていたストレスが大きく減退し、重くのしかかっていたプレッシャーから解放されて楽になっていきます。
この瞑想が続くと遠い過去へと心が戻っていきます。
物心のつかなかった頃、いま振り返ってみると訳の分からない事で思い切り喜んでいたことがあると思いますが、そのような純粋な喜びへと近づいき本来の自分に目覚めていくのです。
喜びを感じた先に何があるのか、詳しくみていこうと思います。
瞑想の喜びの感覚
瞑想をしていると初めはいろいろな雑念が頭に浮かびます。
座っていて腰が痛かったり、欲しいものが頭に浮かんだり、明日の予定が気になったり。
この状態は誰でも起きてくるものです。
しかしここで瞑想を止めずに穏やかに続けていると、雑念が浮かんではすぐに消えていくのです。
これが続いていくとほとんど雑念が気にならない状態になり、とても穏やかな気持ちで瞑想に喜びを感じます。
この状態は日ごろのストレスや誰かから教わったことの範囲外にある本来の自分に近い状態です。
本来の自分とは
まず、今思っているあなた自身とはだいぶ離れている人だと思ってよいと思います。
生まれてから私たちは親の影響、先生の影響、社会の影響など様々な影響を受けてきました。
その途中で本来の自分を見失ってしまうのですが、瞑想をすることでそういった影響から一つずつ自由になっていくことができます。
固定的な物の見方や、ある物事に反射的な反応をしてしまう状態から、様々な角度から物事をとらえるようになっていきます。
例えば人から裏切られたとします。
過去、裏切られた体験をした方から悲しい話ばかりを聞いていたら、あなたも悲しい気持ちになってしまうかもしれません。
しかし瞑想をして本来の自分へと進んでいると、悪縁が経たれて良縁への道が開けたと思い奮い立つことも出来るでしょう。
固定された直線的な考え方からの脱却が、本来の自分に気づいていく一歩なのかもしれません。
瞑想が本来の自分を知るために必要
この記事を読んでいるあなたは、今考られる可能性の範囲で収まり切らない人です。
もっと愛されて良いですし、もっと豊かで良いですし、もっと自由でも良いんです。
ただし、あなたもお気づきのように今まで通りの生き方をしていてはその意識になるのはとても難しいことでしょう。
今まで生きてきた敷かれたレールの延長線上から離れるための有効的な手段が、瞑想なのです。
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