瞑想で願望成就をする道は一本の王道へと繋がっているようです。
多くの瞑想をしる成功者を観察すると、潜在意識を探求することでその道が明らかとなることがわかりました。
美しさを感じるほどシンプルな道であり、希望や光を感じるものです。
きっとこの記事をお読みのあなたも、記事を読み終わってからは願望成就へと向けた瞑想が出来るようになっていると思います。
目次
1.瞑想は潜在意識を知る活動
瞑想をすることは、潜在意識との関係を深めることになります。
潜在意識へと到達する方法として様々な方法が開発されてきていますが、瞑想は昔から実践されてきた頼れるツールです。
日常的な思考から離れることで、日頃眠っている潜在意識との接触が始まります。
ゆっくりと静かに始まる活動ですが、それまで知らなかった自分の内面を知り変化が始まることで、目に見える外面的な変化が現れてきます。
2.潜在意識とは?
2-1.潜在意識と顕在意識
人間の意識には2つの意識があります。潜在意識(せんざいいしき)と顕在意識(けんざいいしき)です。
普段自分で考えたり感じたり出来ることは顕在意識です。何か食べたい時や、聞きたい時、計画を練る時に思考を巡らせる時などです。
一方で潜在意識は普段感じ取ることの難しい意識で、意識の殆どを潜在意識が占めています。
全体の10%しか海の上から見えない氷山の一角のように、顕在意識は意識全体の10%ほどで、潜在意識は90%ほどを占めていると言われています。
意識全体で人生を進めているならば、私達は10%しか人生をコントロール出来ていないということになります。
なぜか上手くいかないけれど理由がわからない時には、潜在意識が影響している可能性が大きくあります。
人生をしっかりと自分の手足で歩んでいくためには、潜在意識を知ることが大切です。
2-2.潜在意識を瞑想で探求する
地球で生きる私達には、少なからず宇宙からの影響を受けています。
実際に月の満ち欠けで体のむくみなどは変化しますし、太陽との距離や角度の違いによって一日のうちに異なる温度を体感しています。
目には見えなくても太陽からの紫外線を浴びることで、体に変化も起きています。
このような意識していないほど当然のことや、意識できないほど微細なことを潜在意識は捉えているのです。
日頃捉えることの出来ない感覚を捉えるためには、日常的な感覚から離れる必要があります。
それの方法が瞑想です。
2-3.瞑想で意識を整える
日常生活で使う五感を使って感じるものだけに意識をしていると、全体としてバランスが良くありません。
顕在意識へと意識が集中している状態から、潜在意識とのバランスを取れるように意識を整えていく必要があります。
どちらか一方に偏ってしまうと望みの人生を送ることは難しくなり、バランスが取れていると望み通りの人生へと近づきます。
3.願望成就の本質
3-1.潜在意識にあることを知る
これが願望を成就するたった1つの王道です。
潜在意識の中で自分がどのようなことを望んでいるのかを知ると、より願望成就するスピードが上昇します。
意識全体で10%の顕在意識で「こういう人生にしたい!」と願っていても、90%を占める潜在意識が「こうがいいんじゃない?」と想ってたらそちらが人生を生み出していく主流となるでしょう。
会社に例えると、潜在意識は代表取締役社長で顕在意識はアルバイトくらいに力の違いがあります。
ではあなたの潜在意識は何を願っているのでしょうか?
3-2.本当の願いを知ると願望成就のプロセスが始まる
潜在意識は一体何を願っているのでしょうか。
多くの人は潜在意識を無視していますが、この記事を読んだ方は潜在意識の重要さに気付き目を向けてくださっているはずです。
潜在意識にあることが現実にならない状況を同じように会社で例えてみると、社長の命令が出ているのに全てのアルバイトが怠けて働いておらず、社員もサボってばかりのような状態です。
どれだけ力強く働きかけてもこれでは思うようにいきません。
潜在意識が願っていることを知り、それと同調して動いていくことで徐々に人生をうまく進めていくことができるようになるでしょう。
3-3.顕在意識の願望成就
潜在意識が、顕在意識で願ったあなたの幸せを否定することはありません。
経済的な豊かさも、愛も、自由も、応援してくれることでしょう。
例えば「この人と結婚したい」と思ったとして、それを潜在意識が否定することはありませんので安心して下さい。
ただし、その中に人を貶めるような意図が含まれていたり、自分だけが得をしようとする発想があると上手くいかないことが多いようです。
豊かさも愛も自分だけでは完結せず、誰かがいて初めて手に入るものですので、自他ともに幸せになっていく道を選択しましょう。
4.瞑想での願望成就
瞑想で潜在意識を知っていくことによって、願望成就への道が開かれてきますので、潜在意識との繋がりを深めていくことが大切です。
潜在意識と自由に繋がれるようになると、今まで見なかったような大成功を収める例もあるようです。
スポーツでは「スポット」に入るとも言いますが、未来が見えてどんなことをしても望みの結果を手に入れらる状態に入ることも稀にあります。
4-1.定期的な瞑想
私達人間は、普段顕在意識を使って生活をしているので、潜在意識との直接的な接点はあまり多くありません。
願望成就へと進んでいくためには定期的に潜在意識との触れ合いを持つことが大切です。
もし大きな影響力を持つ潜在意識と瞑想で繋がることが危険なのではないかと思われる方は、「瞑想が危険と言われる理由とその回避策」で瞑想の危険についてまとめてありますのでご参考にして下さい。
4-2.潜在意識からの贈り物を受け取る
潜在意識に触れると、今まで自分では思ってもいなかったアイディアを思いつくことがあるかもしれません。
これは大きな贈り物であり、願望成就へ一歩進むためのヒントです。
瞑想中に閃(ひらめ)くこともあれば、瞑想後の日常生活の中で誰かの言葉を通してあるアイディアが気になることもあるでしょう。
開いた心で多くの意見に耳を傾けることで、より柔軟に物事を意識できるようになり願望へと近づきます。
4-3.瞑想での願望成就の基本
瞑想で潜在意識を知って願望成就しようとするのは、現実的な努力を怠って良いということではありません。
現実的な行動と、瞑想のバランスを取ることが大切です。
もちろん多くの場合は瞑想をする量が少ないのですが、瞑想を始めると極端に願望成就へ向けた行動が減ってしまうことがありますので、地に足がついているかは気に留めておきましょう。
4-4.現実的な努力=楽しさの追求
現実的な努力は、苦しいことや嫌なことをしなければいけないということではありません。
自分が楽しいと思えること、つまり瞑想で潜在意識と繋がることで見つけた願望を成就するための努力を惜しまないということです。
物心つかずまだ言葉も話せない子供が絵本などで一生懸命に遊ぼうとしているところを想像してみて下さい。
そこには楽しむための努力を惜しむどころか、楽しむためだけに全てのエネルギーを費やして実際に楽しんでいるように見えます。
上手くいかないと泣き叫ぶ事も多々ありますが、上手くいかなくて嬉しくないのは自然なことで、感情を溜め込まずにとても上手に解放しています。
そしてまた次の瞬間にはさっきの事はもう忘れて、真剣な顔で願望成就へ向けて行動し続けているのです。
そのように、楽しむための努力を惜しまないという事が先ほど伝えた現実的な努力の意味するところなのです。
5.まとめ:瞑想は願望成就の最高のツール
この記事を読んでいる方は、赤ん坊のように顕在意識と潜在意識の境目が薄くなく、知らないうちに確かな境界線を持っているはずです。
大人になってからあの頃のような楽しさを取り戻していくためには、瞑想は最高のツールです。
瞑想で潜在意識と繋がり、願望を成就していくことを楽しんでいきましょう。
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