どんな人が本当にソウルメイトなのかは、特徴を確認することでその輪郭が明らかになっていきます。
運命の人(=ソウルメイト)が人生に与える影響は計り知れないものがあり、落ち着いてソウルメイトかどうかを確かめることで、安心して関係性を深めていくことが出来ます。
また、ソウルメイトの見分け方だけではなく、巨大な影響力を持つソウルメイトとは一体どういう存在か、ということを含めて知り、既に知り合っている人や、かこれから知り合う人との縁を結ぶ役に立てていただければと思います。
ソウルメイトとは何なのか?意味解説
「ソウル・メイト」とは「魂の仲間」のことで、少し仲が良い程度の人ではなく、運命的に引き寄せられて出会っているような、特別な人たちのことです。
一般的に、ソウルメイトというと恋人や結婚相手のことと捉えられていますが、実はそれ以外の間柄のことも含んでいます。
ソウルメイトの種類
ソウルメイトとの間柄(ソウルメイトの種類)は多岐にわたります。
- 恋人
- 結婚相手・配偶者
- 家族(親・兄妹・子ども)
- ビジネス・パートナー
- 仕事に就くきっかけをくれた人
- 友人
など、様々な種類の人がソウルメイトである可能性があります。
ソウルメイトの性別
異性同士のこともありますし、同性同士の場合もあります。
セクシャルマイノリティの場合もあり、ソウルメイトは性別を超えて繋がっています。
また、ソウルメイトの間に、国境、人種、宗教、家柄、収入などの垣根は存在しません。
ソウルメイトの人数
魂の伴侶であるソウルメイトを探す時に、1人にターゲットを絞ることで葛藤することもありますが、実はソウルメイトは一人ではありません。
人数は固定されておらず、前世を含んだその人の人生によって変化します。
相手を一人に決めようという思いは、離婚をよしとしない宗教的価値観や、一夫一妻制の価値観から来ている場合が多いのですが、複数のソウルメイトとの出会いがあるというのも事実です。
それでも一人に決めようとする気持ちがある場合は、「ツインソウル」を探しているのかもしれません。
ツインソウルとソウルメイトの違い
ツインソウルとは「魂の片割れ」のこと。2人で1つになっている関係です。映画『君の名は。』でのセリフが的を射ています。
「会えっこ…ない…。でも、確かなことがひとつだけある。私たち、会えば絶対すぐに分かる。私に入ってたのは、君なんだって。君に入ってたのは、私なんだって。」
このような感覚を求めて、たった一人のパートナーを探しているとしたら、無意識の内にツインソウルを求めています。
ソウルメイトはツインソウルと違い、現世で会うことを約束してきた人たちのことで、ツインソウルより人数は多くなります。
初めてお付き合いする時の相手が、ツインソウルの場合もありますが、ソウルメイトとの出会いを通じて、ツインソウルと出会う方もいます。
また、スピリチュアルな本などを通じて、「ツインフレーム」や「ツインレイ」と言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。
どちらも魂の親密度を表す言葉ですが、「ソウルメイト > ツインソウル > ツインフレーム > ツインレイ」というように、右に行くほど親密度が高くなると捉えています。
それぞれの意味をご説明します。
ツインフレーム
ツインソウルより親密な関係です。「2つ組の炎」という意味で「炎」を守り合います。
「炎」とは「私たちが失ってはならない大切なもの」で「自分は誰なのか」、「自分の人生の役割は何なのか」という自分自身の本質のことです。
ツインフレームと過ごすことで「炎」が消えないように守られ、お互いの「炎」をさらに盛んに燃え上がらせ、周囲に好影響を与えられるようになっていきます。
また、この「炎」は自分の思考と感情に潜むエゴ(我欲)を燃やして、2人をよりピュアで幸せな状態に変化させるアルケミーを引き起こします。
ツインレイ
ツインフレームより更に親密な関係で「2つ組の光線」という意味です。
全ては光から生まれます。
ソウル(魂)も、炎も、それ以外のものも、光がなければ、世界は真っ暗闇で見えなくなってしまいます。
この世界の始まりは全くの無でしたが、ビッグバンによって無から光が生まれ、世界が創られていきました。
始まりの光線には私たちの種子があり、その中で対になる1組が、ツインレイです。
最も親密なスピリット同士です。
「君の名は。」では2つの光線が2人の主人公を示していました。
ソウルメイトと出会う意味
なぜ普通の人ではなくソウルメイトやツインレイとで出会うのか。
それは共に時を過ごす中で、愛し合ったり、争ったり、協力したり、遊んだりして、地球でたくさんの喜びを見つけ、周りの人が喜ぶ手伝いをし、学びを得るためです。
こうしたことはスピリチュアル的に「アセンション(次元上昇)」と言いますが、アセンションはソウルメイトやツインソウルと出会うと加速します。
参考:『ツインソウルとアセンションする方法』
ソウルメイトとの出会いは非常に貴重で、私たちが80年生きるとして、1日1人新しく知り合ったとすると、一生に出会う人数は、
3万人弱。地球には74億の人がいるので、出会いの確率は、
となり、四捨五入しましてたったの0.0039%です。
いま目の前にいる人との出会いでさえ、奇跡的な確率のもとに生まれています。
ソウルメイトはその中でも深い関係性を持つ人に絞られますので、さらに希少で、その出会いは一生の宝でもあるのです。
また、ソウルメイトとの間には、カルマや輪廻転生との関連もあります。
カルマ、輪廻転生との関わり
出会いは偶然ではなく、必然的に起こるもの。結果に必ず原因があるとするならば、ソウルメイトとの出会いは縁あって生まれることになります。
例えば、輪廻転生を繰り返す中、何回か前世で辛い別れをした2人が、現世になって再び幸せになるチャンスを掴むために巡り合っているかもしれません。前世で持った「来世では幸せになろう」という意志が、2人を結びつけることもあるでしょう。
あるいは、本当は争いたくなかった敵同士だった2人がやむなく争ったことがカルマとなり、「来世では2人で必ず仲良くする」という決意を生み、2人が運命的な出会いをするかもしれません。
ただし、何百何千何万という数の前世で輪廻転生をしている方が少なくないので、ソウルメイトの人数はたった一人ではないということも、忘れてはいけないポイントです。
※カルマというと悪いものを背負っていると思われがちですが、実はそれだけではありません。詳しくは『カルマの法則とは何か?因縁生起・原因と結果の法則』をご覧下さい。
カルマメイトとソウルメイトの違い
お互いに惹かれ合うのに、なぜか傷つけあってしまう人は、カルマメイトと呼ばれます。
ソウルメイトの中にカルマメイトとなる人がいるのですが、ソウルメイトも複数人いますので、因縁のある人がいるのも自然なことなのです。
例えば、前世で想い人から特別な記念にもらった、とても希少で美味しいフルーツを食べられてしまって、それが許せず根に持っているため、現世で無意識の内にいがみ合っているのかもしれません。
こうしたカルマを超越することで、より多くの愛、喜び、豊かさを手に入れていきます。
そうするためには、現世で会う人たちの誰がソウルメイトか知る必要があるので、その特徴と見分け方をご紹介します。
ソウルメイトの特徴と見分け方
気になる人、これから出会う人が、ソウルメイトかどうかを見分ける確認方法をご紹介します。
カルマメイトの場合は、この特徴が逆転する傾向にあります。
欠点が気にならない
普通の人は欠点や弱みが気になるのに、ソウルメイトの場合は良いところや長所に目がいきやすいです。
安心感がある
一緒にいるだけでホっとする安心感があります。隣りにいると眠くなるかもしれません。
2人でいることで、1つの音と別の音が合わさって和音が奏でられたような調和を生むので、周囲の人にも好影響を与えます。
想いを伝えられる
ソウルメイトとの会話は、社会的な仮面をつけた建前ではなく、本音を打ち明けやすくなります。
不思議と自分の弱音や想っていることも打ち明けられます。
言葉がなくても伝わる
言葉を言わなくても、アイコンタクトやその場の雰囲気で言いたいことが伝わることがあります。
相手の考えていることが、テレパシーのように分かることがあります。
気付きや学びが多い
ソウルメイトといると安心するので、心を守るのではなく、心を開きはじめます。
そして本音で話すので、感情がよく動くようになり、新たな気づきを得やすくなります。
シンクロニシティ
シンクロニシティは偶然の一致という意味ですが、デートをする前に何を着ていくのかは言わなくても、上下が同じ色の服を来ていたり、美容室に行くタイミングが同じだったりします。
食事をした時に、同じ食べ物を同時に食べようとして箸がぶつかってしまうこともあるかもしれません。
事あるごとに同じ様な行動をしていることがあります。
真っ直ぐなケンカが出来る
ソウルメイトといっても、いつでもラブラブという訳ではなく、ケンカもします。
ただし、途中で投げ出したり、有耶無耶にしたり、スネて相手から逃げるようなケンカではなく、真正面から向き合うケンカが出来ます。
しっかりと本音を話し合い、お互いの考えていることや、感じていることを知り、受け入れていきます。
相手を受け入れられる
少し衝撃的なことかもしれませんが、私たちは誰かのことを100%理解することが出来ません。
脳みそが3%しか稼働していないとしたら、自分自身のことを3%未満しか分かっておらず、その状態で人のことを理解することは出来ないのです。
分かって欲しい・理解して欲しいという想いのあるパートナーとは衝突があるかもしれませんが、ソウルメイトの場合は互いを受け入れていくことが出来ます。
どんな相手でも、年収・地位・性別・国籍・周囲の評価・性格・価値観などに関係なく、受け入れられます。
共感できる
以下のような共感できることがあります。
- この人が楽しそうに話すと、私も楽しくなる!
- この人の話しは心に響いて何だか感動する!
- この人の思いや夢がいいなあと思う
- この人正直でいいな、私も正直に言ってしまおう!
- この人の他人に優しい行動尊敬しちゃう!
出会いの特徴
会った時に”分かる”瞬間の感覚は、「この人だ」と感じる場合もあれば、なんの意識もしていないのに、磁石でソウルメイトに引き寄せられるかのようにいつの間にか出会っていることもあります。
出会う前は『君の名は。』のような感覚があるかもしれません。
「ずっと何かを、誰かを、探しているような気がする。」
「俺は、どうしてここに来た? あいつに…あいつに逢うために来た!助けるために来た!生きていて欲しかった!…誰だ?誰…!?誰に会いに来た…!?大事な人、忘れたくない人、忘れちゃだめな人!誰だ…誰だ…誰だ…誰だ…!?名前は…!!」
「誰?誰?あの人は誰?…大事な人。忘れちゃだめな人。忘れたくなかった人!誰?誰!?君は誰!?君の、名前は…!!」
(映画『君も名は。』)
出会った後の変化
夢から覚め、足りなかったピースが埋まったような状態や感覚になります。
今まで自分になかった発想や考え方をし、自分の内側から変化が始まります。
別れた時やその後に大きな学びをする
辛いことですが、幾人もいるソウルメイト全員とずっと一緒にいることはできないので、別れもあります。
自分の目的のためや、やむを得ない理由などで、別れなければならない時もあるでしょう。
しかし、別れることで自分自身をより深く知るきっかけが生まれ、更にお互いに高め合えるソウルメイトとの出会いへと繋がっていきます。
目に惹かれる
目には魂が宿っていると言われ、ソウルメイトとの眼をみると何故かその人に惹かれるような感覚になります。
また、スピリチュアル的には、おでこに第三の目があるとされて、額をくっつけることでお互いを感じます。
第三の目はチャクラの一つになっています。チャクラについては『チャクラとは?』をご覧ください。
仕事のソウルメイトを探す場合(パートナー以外のソウルメイト)
仕事を一緒にするソウルメイトは、一緒にいることで新たなアイディアが生まれたり、企画がスピーディーに現実化されていきます。
恋人としては相性が良いわけではないのですが、仕事の話になると話が進みやすく、意気投合してしまうような人は、仕事上でのソウルメイトです。
特徴に当てはまらなかった場合
ソウルメイトの印象的な特徴を記載しましたが、特徴に当てはまらなかったからと言って、腰が引けて相手と本音で向き合えなくなってしまっては本末転倒です。
本音で相手と接すること。そうすれば、相手が本音をさらけ出した時に、びっくりせずに自分も本音で接することができます。
あまり情報に左右されず、自分を持つことが、ソウルメイトに近づく秘訣でもあります。
まとめ
ソウルメイトは自分にとって大きな意味を持つ存在で、その特徴もまたそれを裏付けています。
気になっている人や、これから出会う人との関係を大切にすることで、ソウルメイトとの縁が結ばれていくことに繋がっていくでしょう。
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