常に何かしら思考が働いているのだけれど、その興味は一体どうやって決まるんだろう?
そんなことが気になったので、人の興味が何で決まるのか分解して見てみることに🧐
人間の興味の出所を辿っていく
まず気にしているのは生理的なこと。お腹が空いた、眠たいとか。
差し迫ってることが大半の生理的な欲求。
でも日本に住んでいれば、ほとんどの人が生理的な欲求はしっかりと満足させられるから、更に1つ次元を上げて、興味の向く先は好き嫌いがベースに変わってくる。
好きなものを選んだり、嫌いなものを避けたり。興味のないものは親から教えてもらった価値感を受け継いでたり。
好き嫌いの選択によって、その人の第一印象が周りの人に伝わり、それと同時にパーソナリティ(人格)も決まってきます。
興味の向く先や性格を決めてるものは、ほとんど自動的に選択してる好き嫌いの決まり方を見つめていくと、ドンドン溢れ出てきます。
好き嫌い・性格を決めるモノ
得すること・成長を感じられることが何なのか?
これによって、好き嫌いが決まってるように思います。
自分にとって得することって何だろう?進歩って何?
・セールの情報
・最新の流行に乗ること
・人の知らない事を知ること
などでしょうか?あるいは、
・個性を表現するために必要な素材集め
・流行に流されない本来の自分らしさを表現する
・自分の内側に答えを見つけること
でしょうか。お得感・成長感の決め手になっているものによって、好き嫌いは大きく変わってきます。
損してること・間違ってることは何?
お得があれば損もあります。正解があれば間違いもあります。
自分にとっての損・間違いはどんなことか。
・論破されるのは損
・不正解の意見は言わない方がいい
・好印象じゃないと損
なのか、あるいは
・間違いを認められないのが損
・思った事を言えない抑圧感が間違い
・自分らしさを押し殺すのは損
なのか。
一瞬のうちに脳内で判断されるこういったことによって、好き嫌いと人の性格・パーソナリティは変わってきます。
損得の価値観は、美しさを求める心から生まれる
どうして損得が生まれるのかといえば、美しい何かを求めてるからのように思えてきます。
美しさが無いと、何を基準に損得なのか決めることも出来なくなってしまうので。
富士山の雄大さ、宝石の輝き、インスピレーションを感じるファッション。
いろんな形を通して、美しさが表現されてます。
人って美しいモノには自然と興味が出てしまうものだと思います。
美しさに興味が湧く出どころ
さてじゃあ何を持って美しさを感じられるようになるんでしょう。
それは、超越した何かを感じるために、無駄を削ぎ落としたり、常識破りな所があるはずです。
当たり前のモノってあまり興味が出ないですよね。
それから、希望を感じるもの。デジャヴュのように、今まで経験したことがないはずなのに、どこか懐かしさや親近感を覚えるものにも興味が出て来ます。
DNAに潜む親近感・デジャヴュ感
なんで見に覚えのないものに親近感を感じるのかといえば、いわゆる過去生の生い立ちがあるからだと思います。
あるいは、先祖代々受け継いできたDNAが反応して興味を発してるのかもしれません。
つまり、日頃思ったり考えたりしてる「自分」が自分の全てではなくて、未だ意識できてないけれども確かに存在する大きな「自分」が、日常的に興味が向くものに影響しているということ。
今思ってる自分は、生まれてから教育や社会経験によって出来上がった仮面をつけた自分で、その仮面を取り外していくと本当の自分が見えてくるはずです。
このプロセスは、アデプトプログラムを受けてから進んでいるのを実感してます。
未体験の体験を望む純粋な欲求
そしてさらに興味の出所を遡れば、そこには純粋な欲求があると見ています。
何かといえば、未体験のことを体験してみたいということ。
人間の体が宇宙にある物質で作られているように、宇宙の空間は宇宙を産み出した何者かの物質によって作られているはずです。
宇宙を産み出した何者かは、宇宙が生まれる前、つまり世界が無だった頃から生きている何者か。
無は無であるが故に無限の可能性を秘めてますけれど、それは何も体験していないのと同じ。
なので、未体験のことを体験したいという純粋な欲求から宇宙を産み出したはずです。
ここが人間の興味の原点じゃないでしょうか。
その精神・DNA・意志が宿ってると思うのです。
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