共感の仕組み

今日は人が何で共感するのか、その仕組みを見ていきたいと思います。

人が共感するのは自分がなにかの集団に所属している帰属意識を産むためだと思います。

人はひとりでは生きられないのでおのずから何かの集団や組織に所属することになります。

自分が孤独にならないように人間が一人ぼっちにならないように、共感する気持ちが自然と生まれているのだろうと推測します。

では共感が何をベースにしているかといえば、自分と同じ意見・同じ感性を持っていることに対して共感すると思います。

あまりにも意見は違うものの場合、言っていることを理解できません。

人は理解できないものを恐れ、敵とみなす傾向があります。

なので人が共感するのは自分と似たもので、理解できるものです。

じゃあ何で理解する必要があるのかといえば、それは自分自身を理解していくために必要だからだと思います。

よく人は鏡だと言いますが、人の意見を理解することで自分を異なる角度から見つめることができるようになります。

もし人の言っていることを理解できなければ、自分自身を理解することができません。

ただ生存していくだけの為ならば、共感することは必要ないかもしれません。

動物のように殺し合い、生きていくために、その瞬間瞬間をサバイバルしていきます。

でも人間には共感する能力があるということは、生存するだけの生き物ではなく、それ以上の何かを受け取ることができるとも考えられます。

そうやって自分自身を理解して行った時、興奮やときめきがあると思います。

自分の知らなかった自分の側面を知ることで、喜びや興奮を感じるということ。

新たな知識に興奮する人もいれば、今までにない経験をして遊び楽しむ人もいます。

例えばディズニーランド。ディズニーランドに行って遊ぶということはディズニーランドを作った人の価値観に共感するということ。

そういうことは人は一人だけでは新たな自分の喜びを見つけることが難しく、他の人がいることで共感し新たな発見新たな興奮新たな喜びを見つけることができます。

ただそこには条件があって、自分自身が傷つかないということです。

メンタル的にも肉体的にも傷つかない。ということが保証されて初めて共感に至ります。

自分を傷つけるものは怖いものなので、なかなか共感することはできません。

それから共感には自分が知らないことを知る新しい発見という要素が入っていると思います。

当たり前のことに対して毎度毎度そうだよねと感動したりはしないはずです。

共感しているという反応は、自分が知らない未知の世界を察知できているということでもあるのです。

言ってしまえば共感は運命だと思います。

自分のDNAが何かの刺激に対して反応している。それはつまり自分も知らない自分自身の可能性に、DNA のレベルで反応しているということ。

人間がどれだけ努力しても変えることのできない運命的な力が作用して、やっと共感するという気持ちが芽生えてきます。

全ての物事は原因と結果の法則の上に発生します。これは人間が頑張っても変えられない原理原則で、運命的なものです。

運命に逆らうとか逆らわないとかという話がたまにされますが、例えば歌の歌詞の中に運命に逆らうとかですね、でもここで運命は逆らえないものです。

命を運ぶと書いて運命。では命とは?この世界をこの世界であるようにしているもの。永遠に宇宙を創造し維持する意志のこと。

その命が現象化するために原因と結果に基づき濃密な物理次元へと運ばれていく原理原則のことが運命です。

なので、逆らえてしまうと、人間が人間として生きていくことが難しくなってしまいます。

この運命を発生させている力があるから、人間は未知の何かがあると感じて、具体的な言葉やアートの作品やアトラクションなどに共感します。

不思議なことに人間が共感するのは人間の言葉や意志や表現したものに対してです。

大自然や星空を見て共感するということはありません。感動はしますけど、共感は人と人がいて初めて生まれるのです。

なので一人一人との一期一会の時間を大切に。自分自身も大切に。良い時を過ごしていくことが大切なのだと思います。

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