問題を解決する方法を探していると、候補がたくさん挙がり過ぎて、どれを選んでいいのか分からなくなる時があります。
一度迷うとなかなか決められなくなって、ズルズルと時間が過ぎ、問題解決が後回しになってしまうことも。
そんな時に自分に問いかけるのは、「問題を先延ばしにするのか、解決し始めるのか」。
私たちのサロンに行く/行かないということに限らず、色んなことに当てはまります。
- 肩が凝っているけど良い整体が見つからない
- 自分の使命を知りたいけどその人の所で知ることが出来るか分からない
- 美味しいご飯を食べたいけど、どの店が本当に美味しいか分からない
色んなケースで、事前に分からない事はたくさんあります。
でも実際は、ピンと来てるものがあったりするんです。
ピンと来た直観に間違いが無いことを確かめるために、色んな情報を探しているうちに、直観が信じられなくなるのですね。
厄介なのは、失敗を怖れる気持ち。
ヒッチハイクに誰か乗せたことないから、どうしよう。。。とか。ブログのサムネイルは、私が初めてヒッチハイクに人を乗せた時の写真です。
怖れの気持ちが湧いてくると、人はどんどん固まって緊張していきます。
そのあと、旦那の宏宣(ひろのぶ)は自分でヒッチハイクして地元の名古屋に帰ってみたり。
原始時代の人間は、マンモスの狩りに失敗すると命の危機に陥るから、今もそのDNAを引き継いでいて失敗を怖れる、と言われたりもします。
その状況では、筋肉を固めて緊張させて、いざとなったらすぐ逃げられる準備をしないといけないので、仕方のないことです。
でも、今はそういう状況でもないのに、緊張して固まってしまいます。
これを解決するためには、正しい知識をまず知っておくこと。
例えば。問題を解決する最良の方法や、一発で解決する方法を事前に分かればいいのですが、実はこれは行動した後に分かります。
どれだけ評価の高い飲食店に行ったとしても、その時の自分のコンディションに美味しいと感じるかどうかは分かりません。
自分が美味しいと思うものを選ぶ基準は、自分だけが知っています。
当たり前ですが、人の評価は自分にとっての正解ではないです。
それなのに、頭を使って色々と比較していくと、そこに怖れが混じってきて、失敗しないように緊張し、ネットに乗っている文章に主導権を握られてしまったりします。
この大きなデメリットは、人の意見に知らないうちに頼ってしまい、人生のハンドルを預けてしまっていること。
あなたが感じた事、あなたの目線、あなたの動き方は、他の誰にも真似できないものです。
あなたの体は一つしかなくて、その感覚に頼ってこの先ずっと生きていきます。
他の誰の感覚も、共有することはできません。
なので、自分の直感を信じて、ピンときたものを選んでみる。
その結果が良い物であれ、ガッカリするものであれ、自分の感覚でとった選択なら、その次を改善することが出来ます。
なので、どのような結果になったとしても、あなたの直感から起こす行動は、良い未来に繋がっているのですね。
自分の直感を信じて起こした行動には、良いことがたくさんあります。
宏枝