良いヒーラー・占い師・スピリチュアルな先生の選び方
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スピリチュアルを学び始めた頃。ネットを調べると、たくさんのヒーラー、占い師、スピリチュアルな先生がいて、一体誰が良いのかを初心者の自分が選ぶのは大変でした

まずは見つけた人の所に行ってみていましたが、徐々に「この人より良い人がいるんじゃないかな・・・」と思えてきたのを覚えています。

この道で学んで9年経ったいま、選ぶ基準がある程度できてきました。

占いでもヒーリングでも、スピリチュアルセミナーでも、選ぶ基準は大体同じです。良い人の選び方をシェアしていきます

ちゃんと話を聞いてくれて意見を押し付けない人

まずは、ちゃんと話を聞いてくれる方を探します。自分の意見、理論、方法をごり押しする方はお勧めできません。

2012年ごろ、世間の占いの館の事情を知るべく、宏枝が渋谷にある占いの館でタロットをしてもらったのに付き添ったことがあります。

勢いよくカッコよくカードを混ぜる40代位のふくよかな女性占い師。カードを出してこう告げます。

「あなたは主婦が向いています。家にいた方が良いですね。○○は××で▲▲・・・。」と。なかなか一方的に話されたのを覚えています。

時間制限があるので、ばーっと伝えたいことを伝えるスタイルなのかもしれませんが、宏枝は主婦業が好きじゃないです。

前のパートナーと暮らしていた時、ワイシャツのアイロンがけをピッチリやらないといけないのが嫌で嫌でしょうがなくて吐き気がした、と言っていたような記憶があります。

という訳で、なかなか肩透かしだったのを覚えています。

一方的にこれが正しいのよ!と言われても、あまり心に響かず、20分くらいで延長もなく鑑定を終えてもらって館を後にしました。

”占いだからこんなものだよね”、と思えるのなら良いのですが、せっかく時間とお金を使って占ってもらうのだから、運気が開く何かをつかみ取りたいと思ってしまいます。

実は意見を押し付けない人を探すのは難しい。宇宙の原理原則の理解が必要だから

実は、意見を押し付けないのはかなり難しいです。

なので、良い占い師・ヒーラー・スピリチュアルな先生を見つけるのも、かなり難しいんです。

人の解釈によって変わらない宇宙の原理原則を学び知っている必要がありますが、まず学ぶ機会が無いからです。

そういう学びは帝王学や形而上学(けいじじょうがく)と言われるものです。

どれだけ占いやヒーリング体系を学んでも、帝王学/形而上学がバックボーンになければ、意見の押し付けになってしまいます。

それはあなただから出来るんでしょう?ということです。

当てようとしたり使命を伝える人は避けるべき

肩透かしの占いになってしまうのは、「当てる」ことに占い師が集中しすぎるから。

「あなたはこういう人です」ということが当たっていても外れていても、人生は変わらないんです。

占いやヒーリングに行って本当に望んでいるのは、当てて欲しいんじゃなくて、人生を変えたり運勢の波に上手く乗るため。

  • 自分って実は何をしたいのか?
  • 問題が起きている本当の原因は何なのか?
  • 未来が気になっているのはなぜなの?

という、どれだけ一人で考えても考え付かないことが、分かるようになることが大切です。

じゃないと、もし当たっていても、その人に依存するしかなくなります。

自分で分からないことを信じ込むしかなくなるからです。

そうじゃなくて、理解できることが大切ですよね。

また、僕があるスピリチュアルな指導者の男性とSNSで知り合った時、「あなたは○○をした方が良くて、今よりももっといい人生を生きたいと思わない?それには○○が必要で今のあなたはダメで、もっとこれを学んで▲で★★で・・・・!!!」とかなり高圧的に言われたことも。

電話で話していたのですが、話が通じにくく、何を言っても相手の土俵に入ってしまい、営業トークを永遠と聞かされ、なんとかその場をやり過ごして電話を切った、ということも。

(その後、受講するコースなどを断るのも大変でした。なぜかお客様なのに断った自分が怒られたり。ショックを受けましたと言われたり。。。)

その方は宗教的な教祖のような雰囲気をまとっていて、一部の方から大きな信頼を寄せていたみたいです。

という訳で、まずはしっかりと話を聞いて、双方向のコミュニケーションを取れる方を選びます。

教祖やカリスマよりも、会話のできる優しい人のイメージです。

探す時は、ホームページに書かれている文章が丁寧かどうかだったり、知り合いからの紹介や、日ごろのブログやSNSの発信などを見てみます。

ただし、スピリチュアルをしている人には優しい人も多く、話を聞いてくれる人も多いのですが、問題が解決せず一緒に困ってしまい話が堂々巡りになってしまう方もいました。

独自のメソッドを開発せず学びを続けている人

まさにその優しかった方は、ある人から学んでいるものの、学ぶ期間が短く、しかもその先生は独学のようでした。

まだ人に何かを提供するレベルではないのに、先生が「あなたは出来るから」と言われたからやってみています、という感じでした。

学び始めの僕にとって、スピリチュアルな話を出来る数少ない人で、大変助けられましたが、迷い少なく学びをスムーズに進める道があったことも事実です。

ツイッターでも呟いたのですが、

伝統的な学びを続けている人をオススメする理由は、その人だから出来る事や気づいていることに依存せず、宇宙の原理原則の学びや気づきが起きるるためです。

人間一人が個人的に体験できることは、すごく限られています。

武芸や芸事もそうですが、数えきれない人に試された中で、重要なエッセンスは淘汰されず受け継がれます。

そのエッセンスが大切なのに、師匠がいない人は我流になり、意図的でないにせよ、本質から離れて自分流になってしまいがちです。

一人の個人が体験した事だけをベースにしていたら、他の人もそうなれる再現性はすごく低くなってしまいます。

教える人の開運法が、学ぶ人の開運法と同じとも限りません。

本質的なものは、一人の意見や考え方とは無関係に、多くの人に役立つものです。

なので、独自のメソッドを開発したりせず、伝統的な学びをし、自分一人のエゴに左右されない知恵を持った人をおすすめします。

顔を出していて対面できる人。架空のサービスを避ける

新型コロナウィルスが流行して、なるべくリモートが推奨されていますが、実際に対面できる人を選びます。

占い師やヒーラーは国家資格などがある訳ではないので、誰でも自称できるので、クオリティにバラつきがあります。

例えば、片手間でお金稼ぎのために占い師をする人もいたり、占いを勉強したことが無い人がチャット占いをしたり。中には自分とは関係ない人物名のキャラクターを作って占いをする人もいます。

本人がいない架空のサービスのケースも。

自分の顔をネット上に出したり直接会うのは、それを仕事にしている人にとっては当たり前の事ですが、お金だけ稼ぎたい人にとってはリスクも伴います。

なので、対面サービスも行っている人は最低条件です。

万が一何がしか問題があって対面が出来ないとしたら、顔を出していてSNSなどで現実世界で生活している人かどうか分かる人にしましょう。

まとめ

ここまで基準をお伝えしてきましたが、これに当てはまる人を探すのもなかなか大変だと思います。

それくらい、スピリチュアルや占い界隈は、良く言えば自由に、厳しく言えば玉石混合になっています。

なので、もしおすすめする選び方に当てはまらなくても、気になる人がいたら、その方のところへ行ってみると良いと思います。

自分で体験してみないと納得は中々できませんし、僕の意見が100%正しいと信じる必要も全然ありません。

人生の主役はあなた!

成功/失敗を気にし過ぎるよりも、長い長い人生の中で、未体験の事を体験することを楽しむ意識でいたら、どんな状況でもそこからまた新たな喜びが見つかってくるはずです。

宏宣