何かが足りないから、うまく行かなくて、幸せになれない。
才能、センス、技術、物さえあれば、幸せになれるのに…。
実は足りない何かを埋めようすると、かえって満ち足りた幸せな気持ちが遠のいてしまいます。
欠乏感や不足感を抜けだして幸せになるには、足りないものを得るのではなく、心そのものを変化させます。
欠乏感・不足感の根っこは不安
「足りない」という思いの裏には、不安が渦巻いています。
ですので、足りない何かを埋めようとすると、不安感に自分のエネルギーを注いで、不安を育ててしまいます。
足りないと思ったら満たして、また足りなくなったら満たして。ずっと不足感を感じたままになってしまいます。
これが長く続くと、ずっと自分に何かが足りない気分になってきます。
なかなか幸せになれないので、誰だってこの状況は辛いです。
欠乏感・不足感を感じた時は、足りない何かを埋めるのではなく、気持ちそのものを満ち足りた状態に変えてしまいます。
充足感を得る方法
欠乏感を感じている人は、実は高い向上心を持っています。
自分がなりたい理想像があって、そのレベルの高い状態と比べるからこそ、足りていないと不足や欠乏を感じるのですね。
しかし、ほんの少し意識を広げてみてください。
世界中には様々な状態の人がいます。
あなたと比べたら、ほんの少しのものや技術しか持っていない人。
反対に、あなたと比べ物にならない高いスキルや高価な所有物を持っている人。
様々な人がいますが、幸せの度合いはその状態にほとんど関係ありません。
持っていなくても幸せな人もいれば、持っていても欠乏感を感じている人もいます。
不安に目を向けるか、幸せに目を向けるか、たったこれだけで幸不幸が決まっているのです。
いま、何をもっていますか?
どんなものでも構いません。今あるものに目を向けて、何が出来るか想像してみてください。
できれば一人で考えこまず、周りの人にも聞いてみてください。
アイディアは、自分だけで考えるより、人と話した方がとどんど生まれます。
何が出来るのか想像していくと、想像できた事柄の中でも面白いと思えるものと、つまらないもの、まあまあのものがあると思います。
そうすると、自分が何をしたいのかも、具体的になります。
「したい」と思える何かを知ると、それは希望となり充足感を与えてくれます。
なぜか?その「したい」何かはあなたの核であり、「本当のあなた」の波動に触れた心が共鳴して、喜びを感じるからです。
子供は、今あるものから幸せを作る達人です。芝生があるだけで幸せを生み出すエネルギーは、とても明るくパワーに満ち溢れています。
具体的な対応策
欠乏感や不足感を感じている時、物足りなくて居ても立っても居られない気分になることがあります。そんな時に目を向けてみたいのが「食事」なのです!
これは私なりの対応策なので個人的な経験のシェアですが、人生のバイオリズムが低下してどんよりムードになって来たとき、絶対的に野菜が不足していました。農薬を使っていない新鮮な野菜を葉物3種類以上、根菜2種類以上、生で食べるとすごく体にエネルギーがみなぎってくるのを感じます。
いつもの食事の代わりに、健康食として取り入れてみると効果的です。おなか一杯食べてOKなので、生野菜で一日を過ごしたりします。根菜は大根と人参と長芋をすって醤油をかけると美味ですけれど、葉物の味付けは工夫が必要です。
ケミカルが入っているドレッシングは使わないので、アボカドを入れて濃厚な感じを演出したり、納豆でまろやかにしたり、冷ややっこを葉物の上に乗せて醤油をかけて食べたり。裏ワザとしては、葉物はご飯として、煮物をおかずとして、食べるのもアリでした*
心身のバランスがとられて、安定感を感じてきましたので、個人的にはとてもオススメな方法です。ヒーリングを受けるには予約も必要ですけれど、食事ならすぐに出来ますしね。それに加えて、夫婦でお互いにヒーリングをしたりして、メンテナンスしています。
まとめ
不足・欠乏・不安は、「本当の自分」から離れることで生まれていたのです。
自分がしたいことを知ることで、欠乏感・不足感は、充足感に変容し、今あるものから生み出していく力に変わっていきます。