マルクトは生命の樹の10番目のセフィラーです。
神の「王国」を象徴し、物質世界に顕現されることを意味します。目に見えないエネルギーが目に見える物として現れる領域で、神の意志が現実に反映される場所でもあります。カバラのツリー・オブ・ライフ(生命の樹)において、いちばん下に位置しています。
僕がマルクートの領域に入って感じている体験をシェアさせていただきます。
人生が自分の王国であるという自覚
マルクートの世界では、人生が自分の王国で起きているという自覚が増していきます。
人生が王国であれば、自分という王/女王の意志で運営されているはずです。だけど、実際には自分の人生が他人の意見で運営されていることが多いという事実を1つ1つ認める瞬間が訪れています。
自分の人生が、自分か他人のどちらの意志で運営されているかチェックするには、自分のマインドをよーく観察してみることが必要になります。中でも役に立つのは人生に「喜び」を感じているかどうかを自分に問いかけてみること。
自分の意志で王国を築き上げていたら、喜びを感じられます。でも、もし人生が辛く思い通りに行っていなかったら?他人の意志で自分の人生が創られているといういこと。
「自分の意志で生きたい」と思っているのに、そうならないのは辛いですよね。それには原因があります。「潜在意識」があるからです。
分かっていないこと:潜在意識
潜在意識の方が大きかったら、分かっていないことだらけで途方に暮れてしまい、人生は思うようにいかないですよね。
これは自分が思っている事ですか?それとも、他人から言われて思っている事ですか?
僕たちのマインドにはそんな思い、価値観と言われるものがたくさん詰まっています。その1つ1つが本当に自分の思いか、他人の思いか分からないままだと、人生のコントロールがとても難しくなるのはイメージできますよね。
人間は潜在意識が90%などと言われます。なので、まずは人生は自分の王国である!という自覚を持つことが、喜びの人生を歩み始めるスタート地点。カバラにおいて波動を上げるアセンションを進めるプロセスで、第1番目の通過するセフィラー「マルクート」で起こって来ています。
人生観が変わったマルクトのエクササイズ
カバラの本『A Practical Guide to Qabalistic Symbolism』(GARETH KNIGHT)に目から鱗のエクササイズがあったのでシェアします。
193ページ13節から書かれているのですが、「もし自分が生きてなくて死んでいると思って生きてみる」と仮定するエクササイズ。
幽霊の視点で人生を捉えてみることって無くて、いかに物の次元に囚われているかと気づきいて衝撃的でした。
例えばこんなこともないですよね…
- 仕事をして固定費を払わないと生きていけない恐怖
- 遠距離恋愛や仕事の忙しさで好きな人と一緒にいる時間がなくなる辛さ
「人生は苦である」と仏陀が言ったけれど、生きてるお色んな辛いことが起きます。
だけど、もし仮に肉体を持って生きてることが原因で生じる辛さがなければどうなるか?と想像するとどうでしょう。
途端に気持ちが軽快になって何でも出来るような気がすると同時に、いかに物の次元に縛られてしまっているか実感します。
この呪縛から解放されていく方法がモダンミステリースクールのユニバーサルカバラで行われる波動の上昇、つまりアセンションで体感しています。
物の世界であるマルクートの世界は、辛いことを我慢するところではなく、喜びに満ちた王国を実現するところ
なのですね。
※モダンミステリースクールで参加できるユニバーサルカバラは、事前にアデプトプログラムのご受講が必要です。
プログラムでは、肉体の他にある魂やスピリットについても含め、たくさんの目に見えない世界の真実に迫ります。