瞑想は睡眠の代わりになる?睡眠時間0の人から学んだこと
瞑想は睡眠の代わりになる?
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0時間睡眠で何ヶ月も健康な生活していた人がいるのを知った時は、大変驚きました。

一人は20代の頃に3年間睡眠時間が0だった経営者で、もう一人は気功の先生です。

2人とも男性で、眠っていないのに全く健康で活き活きとしていたと聞きますが、共通点は瞑想をしていること。

睡眠が無くても元気に生きていける理由に迫ります。

そもそも睡眠が必要な理由

予想になりますが、睡眠をとる必要があるのは心身の疲労回復のためだと思います。

眠ることで、イライラが収まったり、悲しさがどこかに行ってしまう時があるのは、睡眠をとることで脳に溜まった心の疲れを癒やしているのでしょう。

また、眠っている時は活動時に比べて、筋肉を動かしてエネルギーを消費することもありませんし、飲食をしないので、新たに消化のためのエネルギーの負荷がかかることもありません。

もし心と体の疲れを他の方法で癒やすことが出来たら、睡眠は必要なくなる可能性があり、それは十分起き得るんじゃないかと思っています。ゼロに至る道筋はまだ体感できていませんが。

発見した睡眠時間0の人にとっては、その方法が瞑想や気功だったのでしょう。

実際に、2人の男性の生活を見ていきたいと思います。

一人目の方:3年間寝ずに冥想をして活動を続けた人の一日

彼は20代の頃に会社を数社経営し、ダンサーや役者として活動し、スピリチュアルな教えもしました。

朝早くは気功を教え、ビジネスのミーティングをし、昼は体力を使うダンサーの仕事や役者の仕事をこなし、夜になると瞑想をします。

睡眠の代わりに行った瞑想の時間

座って行う瞑想の時間は2時間を超えていたそうです。

ほんとうの意味での瞑想

彼にとって、瞑想は自分のメンタルをリフレッシュするためのツールでもあったようです。睡眠に似ています。

メンタルに過度のストレスがかかると、心労が溜まり疲れます。このストレスを解消するためにはエネルギーを費やしてしまいますので、ストレスケアを溜めすぎないセルフコントロールの技術が必要になると思われます。

実際に彼は大企業など相手に、ストレスに対処する方法をコンサルティングをしていました。

眠らずに、昼夜エネルギッシュに活動できる秘訣を聞くと、「前向きでいることを保ち、心に疲れを溜めないこと」だそうで、常に喜びに満ち溢れているのが瞑想状態で、それを続けるのだそうです。

座って座禅を組んでいることだけが瞑想ではなく、日常のすべてのことが瞑想の対象になりえます。

このいわゆる「瞑想状態」は24時間キープするのがベストだということでした。

ポジティブなマインドは、不要なメンタル面での疲れを溜め込まないので、あとは体を休めればよかったのでしょう。

座って行う瞑想中はじっと動かず体を休めていたのではないかと思います。

もう一人の方:睡眠の代わりに気功をし人を癒やす達人

もう一人の方は、何年間0時間睡眠だったのかは聞いていませんが、重病のヒーリングを行っていたそうです。

彼にとってはそれが特別なことではなく、当たり前のようでした。

無睡眠の瞑想生活、一日の流れ

夜明けまで行っていた冥想から起きると、固形物は摂取せず、公園など自然のある場所に行き、太極拳や気功など動きながらの瞑想をして気を練るそうです。

朝食は摂っていなかったようです。お昼まで気のエクササイズを続け、午後になるとヒーリングのお仕事の時間です。その人を訪れる様々な人を癒しました。

ヒーリングが終わると食事の時間です。なんでも好きな物をお腹いっぱいになるまで食べます。一日一食の生活をされていたのです。

夜になると再び瞑想と気功をし、そのまま夜明けを待つ、という流れの生活パターンだったそうです。

瞑想以外で:眠れなくても元気な方

youtubeを見ていたところ、若い頃より眠れなかった方を見つけました。

しかし、50歳から始めた習慣をお持ちで、目を閉じて7-8時間は体を横にしていることで、全く眠れない日もあるけれど、仕事も運動にも何も支障が無い、とおっしゃっております。

眠れずに困っていたけれど、寝なければいけない、という状態から解放されたそうです。

睡眠は意識を失う必要がなく、心安らかに横になっていれば、意識の有無に関わらず睡眠はなされる、とおっしゃられています。

身体(臓器)と脳を休めることが、睡眠のポイントなのだとか。

瞑想をして睡眠を取らなかった、上の二方の身体に現れているのは、この方が説明されていることなのかもしれません。

ひろのぶ体験談

私自身、1日8時間ほど睡眠をしないとスッキリとしなかったのですが、2018年9月下旬から、以下の点に気をつける生活をしたところ、1日の睡眠時間は約4時間でスッキリするようになりました。

・玄米の菜食中心の食事
・小麦は避ける
・哺乳類・鳥類の肉は避ける
・魚肉はシラスなど丸ごといただけるもの
・1日16~18時間は固形物を取らない時間を作る
・添加物のあるものを避ける
・間食を避けて1日2食
・よく噛む
・腹八分を心がける
・寝る時は空腹で
・西式健康法の六大法則を行う
・気功(qi-gong)を行う
・瞑想を0.5~2時間行う
・ポジティブ思考

ショッピングに出かけたり、運動をした日も睡眠時間がすごく伸びることはありません。伸びるのは、食べすぎた日です。

これは「西式甲田療法」という食生活を参考にしています。

また、1日中を昼寝なしで過ごせることもあれば、10分前後の昼寝を2-3回することもあります。

“多相睡眠”の中でも「常人」という睡眠スタイルです。

尊敬するアデプトのレオナルド・ダ・ヴィンチも多相睡眠を採用していたようで、彼が行なっていたのは「超人」というスタイル。20分の睡眠を計6回とるものでした。1日2時間の睡眠です。なぜか、理想とされる瞑想時間の長さと同じところが気になります。。

理想的な一日に行う瞑想の合計時間は、2時間と言われています。

瞑想の時間の長さ別*得られる効果まとめ〈数秒〜2時間以上〉

体感ですが、退屈な時間を過ごすと眠くなるので、充実した楽しい時間を過ごすことが短眠の大きなポイントになっていると思います。ポジティブ思考・ポジティブ感情でいると、睡眠時間も減る傾向にあるようです。瞑想でネガティブな思考とネガティブな気持ちを解消してあげると、睡眠の代わりになるくらい休むことができます。

経過日記:2020年4月27日から1日1食に

さて、2018年下旬からしばらく経って、経過を書いておきます。

ちなみに、上に書いた生活スタイルは完璧にこなしていたわけではなく、そこから外れる時もありました。

そういった時は、睡眠時間は増えていましたね。

そして2020年4月27日から、一日一食の生活を始めています。以前との変化は下のような感じです。

・玄米の菜食中心の食事 → 白米・パンもありだが食べるのは少し。野菜中心の食事
・小麦は避ける → パスタやピザは避けてます。
・哺乳類・鳥類の肉は避ける → 肉は基本的に食べません。
・魚肉はシラスなど丸ごといただけるもの → ほぼ同じ。特に鮭が体に合っていないことを認識しました。
・1日16~18時間は固形物を取らない時間を作る → 一日一食なので22時間ほどは固形物を取らない
・添加物のあるものを避ける → 同じ。
・間食を避けて1日2食 → 1食
・よく噛む → 同じ
・腹八分を心がける → 今は1食にしたのでお腹いっぱいもOKに
・寝る時は空腹で → そうでもないです
・西式健康法の六大法則を行う → やろうと思った時をその時その時に
・気功(qi-gong)を行う → 放鬆功(ファンソウゴウ)と陳式太極拳19式に変更
・瞑想を0.5~2時間行う → 同じ
・ポジティブ思考 → 同じ

二食より良いのは、食事の時間が減ったところです。

あまり神経質にならず、その時その時の頭と体の声を聴いて、食事を摂っています。

一食にした変化は、感情と思考の変化に気づく力が高まったことです(メタ認知)。

一日のうち、実はかなり感情に波があったことに驚いています。大きな原因としては、お腹の中で食べ物が消化される時、毒素が出たときは気分が落ち込むのじゃないかと感じています。

排泄すると気持ちも晴れやかになりますので、金魚運動や太極拳、お散歩などの運動はとても大切。

主だった原因以外にも感情の波に関わっているのは、太陽光線に当たっているか、日ごろの姿勢や筋肉のコリ、新鮮な空気を吸っているか、ポジティブな人間関係を保てているか、惑星の配列、月の満ち欠け、です。

ポジティブ思考+ポジティブ感情が大事

よく世間ではポジティブ思考について語られるのだけれど、感情的にポジティブでいることも大切です。頭だけポジティブでもダメ。心だけポジティブでもダメ。バランスを取ると上手くいくみたいです。

ネガティブ思考では可能性や希望のある事を考えられないので、暗闇の中を漂うようで疲れてしまいます。ネガティブ感情は心配と怒りがメインですが、体が緊張してしまってこれもまた疲れます。ネガティブ思考とネガティブ感情は、体にかける負担も大きくなると思われます。体が緊張したら血流も遅くなるような感覚もあります。

言ってみれば瞑想はリラックスタイムですから、睡眠の代わりにもなりうると思うのですね。むしろ上手く瞑想が出来るようになったら、睡眠よりも効率よく疲れを取り去ることができるかもしれません。

睡眠中は夢の中で走り回ったり嫌な夢を見て疲れてしまうこともありますが、瞑想だったら自分で全部コントロールできますからね。

ただ、体を横にすることは必要だと思います。立った状態で脳まで血液を運ぶには結構エネルギーを消費しているでしょうし、血液を運ぶ血管などにも休息は必要でしょう。ヨガの屍のポーズなどを取って、寝ころんだまま眠らずに瞑想できるようになったら、かなり良いペースで心身の疲れを癒せると思います。

睡眠時間ゼロにはまだ遠く及びませんが、引き続き試行錯誤して、アップデートがありましたら記事に反映しますね。

学んだこと

睡眠を取らずに生活が出来たのは、熟練した瞑想があってこそ出来たことでしょう。

決して無理して真似されないようにしてください。

多くの場合、眠ってしまうとは思いますが、眠れない場合、最後にご紹介した方の方法も参考になるかと思います。

心身に疲れを溜めない

瞑想を、睡眠に代わりにするには、深いリラックス状態で心身を休めることが大切となるようです。

現代人は、何らかの形で必ずストレスを抱えていますし、おそらく解消せずに溜め込んでしまっています。

溜まった疲労を瞑想で癒していくことで、心からホッと心地良い安堵のため息が出てきて、解放感を感じられるでしょう。

また、臓器を休めるという観点から、自分に合った疲れない食生活も意識したほうが良さそうです。

まとめ

瞑想を睡眠の代わりとする場合、熟達した瞑想が必要となるでしょう。

また、ストレスへの適切な対処をし、心身に疲労を溜めない習慣も大切です。

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