断食と瞑想は今の自分を変えたい人に超おすすめ!
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自分を変えたいなら、断食(ファスティング)と瞑想がおすすめです。

断食と瞑想をして執着やエゴを払い落とされ、人生の価値観がひっくり返ったという事例も出ています。

両方同時に行うと、断食で浮き彫りになった執着心を、瞑想で流していく事ができるので、相乗効果が生まれます。

過去に断食と瞑想をして大きく自分を変えた人物や、現代で実践して大きく自分が変わった事例をご紹介します。

瞑想 悟り

断食と瞑想で悟りを得た人物

断食で目を見張る変化をし、大活躍した過去の人物を二人ご紹介します。

二宮尊徳(金次郎)の断食

荒れた農村を復興させる役目を遣わされた金次郎は、なかなか策が上手くいかず、思い悩んだ時がありました。

生まれ育ちは極貧の家庭で貧乏の辛さを知っていて、かつ飢饉を体験したことのある金次郎は、どうにかして桜町を豊かな町にしたいと思っていたために、葛藤も人一倍だったと思われます。

それから意を決して山の中で断食を敢行したのでしょう。

その心は、自身の貧乏を憂うのではなく、貧乏の経験から、町にいる貧乏な人全員が豊かな生活を送れるように救いたい、との願いからでした。

山の中で、江戸時代末期の事ですから、テレビもなければ携帯電話もありません。必然的に、瞑想もしていたと思われます。

そして、二十一日間の断食の末、悟られたそうです。

その後、飢饉を襲った桜町でも、餓死するものは出なかったと言われるほどの影響力を発揮しました。

臼井甕男の断食

彼の事はスピリチュアル・ヒーリングをご存知の方に広く知られていますが、日本のレイキ、直傳靈氣を初めに伝えられた方です。

彼は様々な学問を学び、悟りを開くために日夜努力しまし、三年間の座禅修行も虚しく、どうしても悟りを開くことは出来ませんでした。

禅に取り組んでも悟りは開けず、師に聞くも「それなら一辺死んでごらん」と言われ、もはや自分の人生はこれまでと思い、決意を固め断食を始めたそうです。

おそらく金次郎も臼井氏も、俗世と離れた場所で断食をしていますから、同時に瞑想も取り組んでいることと思います。

来る日も断食を続けていると、氏もまた二十一日目にして、悟りを得たそうです。

意気揚々と山を駆け下りる最中、木に躓き足の爪が剥がれてしまいました。うずくまり咄嗟に手を当てると、痛みがすぐに取れてしまったのです。

これはすごいということで俗世に出て、靈氣(レイキ)として病を癒すべく活動を始められました。

現代で行う断食と瞑想

強烈な例をご紹介しましたが、山にこもらずとも現代では都会の生活をしながら断食と瞑想をすることも可能です。

実際に、EXILEのATSUSHIさんは断食をしたことを「笑っていいとも」でタモリさんと話されていて、また「オーラの泉」では瞑想を習慣としていることもお話されていました。

仕事をしながらも出来る断食と瞑想法をご紹介します。

実際に仕事をしながら断食をする方も見ていますので、現実的な方法です。

瞑想で得られる効果については『瞑想の効果16例 セレブや成功者が瞑想するのは当然の事』で詳しくご紹介いたします。

断食の期間と食事

断食は、金曜日から日曜日までの3日間で行うと仕事に差し支えなく行うことが出来るようです。

食事は固形物を取らず、液体を摂取します。

また、急な断食は体に衝撃が大きいので、数日前から固形物を減らして、飲料からエネルギーを摂取するようにシフトしていくことがおすすめです。

二十一日間など長期の断食をする場合

仕事をしながら長期間の断食も、最近では可能になってきているようです。

お目にかかった方は、フルーツ、豆乳、栄養価の高いプロテイン、サプリ等を活用していらっしゃいました。

栄養は足りているため、お腹が空くことは無いそうです。

大浄化を経験したとおっしゃっており、その言葉通りで、以前から付き合いの会った方なのでこちらにも浄化後の変化が見て取れ、驚いきました。

全く新しい人に生まれ変わったと言っても良いほどです。

以前まで見受けられた、どこか我慢している部分がなくなり、よりその方らしくなっていました。

内面はもちろん、外見でも変化があります。

以前よりスマートになり、肌質も柔らかさとハリが出て、より魅力的になっていたのです。

ただ、長期的な断食では、自分の健康状態を管理する必要があるので、一人で開始するのは絶対に控えましょう。

断食中の瞑想法

断食中は今まで抱えていたものが浮かび上がりやすく成っています。

我慢し過ぎてしまう性格の方は、我慢のし過ぎが出来なくなったりします。

良い変化なのですが、我慢をしないといけないと思っていると、良い変化もなかなか受け入れられません。

そこで瞑想をすることで、内面の変容を促します。

瞑想 執着 手放す

執着とエゴを瞑想で手放す

断食で一番始めに出やすいのが、執着が食への執着です。

食欲は生命維持のために大切な基本的な欲求ですが、お菓子などの嗜好品や、油物や肉などを、栄養が足りているのにどうしても食べたくなることがあります。

反対に、食べたくなくなる時もありますが、多くの方は食べたい欲求をもつようです。

こういった執着を瞑想で手放します。

断食中の瞑想法

  • 朝は時間に余裕を持って起床し、20分ほど何も考えない瞑想をします。
  • 寝る前に落ち着いて20分ほど瞑想をします。

たったこれだけのシンプルな方法でも十分です。

もちろんこだわっても良いのですが、断食中の心の変化で辛い時もありますので、あまり厳しくしすぎて続けられないよりは、シンプルにして続ける方をおすすめします。

瞑想のやり方が気になる方は『瞑想のやり方まとめ。』を御覧ください。

断食と瞑想は自分を一新する転換点

今の自分と決別し、本来の自分へと生まれ変わる転換点として、断食と瞑想はこの上なくお勧め出来るものです。

型にはまった価値観を持っていては生きられない、ダイナミックな人生を送る成功者の中に、瞑想の習慣や断食の経験を持っている割合が高いことからも、断食と瞑想の必要性が伺えます。

自分を変えたいと思った方は、ぜひトライされてみて下さい。