スピリチュアルとは、目に見えず形のない世界のこと。
ふだん目に見えて形のある物理的な世界に集中していると、まず考えることはありません。だけど、実在しています。例えば心は目に見えず形もないけれど、ありますよね。
心の弱い人に必要なファンタジーだと誤解されることもありますが、実際に僕たちはスピリチュアルな影響を強く受けています。
例えば、①と②のどちらが幸せかと言えば、、
①物理的に満たされているけれど心は満たされてない人生
②物理的に欠けてるけれど心は満たされている人生
②の心が満たされている人生です。もちろん、両方とも揃ってるのが良いのですが、歴史的に見れば、僕たちは物理的にはどんどん満たされてきています。
それなのに、満たされず、不幸なままなのは、他人と比較して優劣を競う心があるからです。
それくらい目に見えないスピリチュアルな世界の影響力は強いのに、知られないままです。正しく知って扱えば幸せになれるし、知らずに間違いを続ければ不幸になるのは明白です。
そんな目に見えず、形のないスピリチュアルな世界を扱う学びの体系に、「形而上学(けいじじょうがく)」があります。
ですが、つい最近の1997年7月7日まで秘密にされてきました。だから、スピリチュアルにはフワッとして曖昧で、どこか怪しげな印象だけが残ってしまっています。
例えばオーラやチャクラ、古代文明やパラレルワールドなどが、理解できない曖昧な状態で広まっています。
理解できなければ日常にも活かせません。モッタイナイですね。このブログでは、正しくスピリチュアルな世界を扱う基本をシェアします。
スピリチュアルな世界を正しく扱うには?
目に見えない世界を、目に見える世界みたいに扱わないことが大切です。
目に見えず、形がない世界は無限の広がりがあります。反対に、僕たちが慣れ親しんでいる、目に見えて、形のある世界は、有限で限定されています。
例えば、スマホアプリが無限にあるとして、全部インストールしようとしても、いつか容量がいっぱいになってインストールできなくなりますよね。それと似ていて、無限の世界を、有限の世界に当てはめることはできないんです。
特に、人間が考えた5つのアイディアに当てはめないことが大切です
- お金
- 宗教
- ニューエイジ
- 政府
- 科学主義
具体的にはこんな発想。スピリチュアルを誤解して、問題を創ってしまう例です。
・信じていれば救われる
・インナーチャイルドを癒して嫌な人と距離を置けば上手くいく
・力のある偉い先生がなんとかしてくれる
・科学的にスピリチュアルエネルギーを証明すれば人から認められる
一見よさそうですが、実は間違ってます。
・人と比べて優劣を感じる競争心と階級意識
・自分だけの利益を追求する利己主義と分断
これは、形がなく無限に広がるスピリチュアルな世界には存在しないものです。無限の世界では、みんな1つの共同体なので、優劣や自他の区別をつけられません。
それなのに、自他に優劣をつけ、自他の区別をすると、不幸になってしまう、ということなんです。
今の地球は98%の富を2%の人が所有しているとても歪んだ状態です。だから、僕たちはもう十分に我慢してきてるんです。これ以上、我慢する必要はありません。
だけど、自他に優劣と区別をつけていると、不幸な人と幸せな人が生まれてしまいます。そこには自分がいつか不幸の側になる恐怖が根底にあります。
誘惑から抜け出して自由になる方法は、昔から一部の人にだけ知られていました。それが、スピリチュアルな世界を学ぶ形而上学(けいじじょうがく)で、叡智が途切れず受け継がれているのですね。
正直に言って、カンフル剤のように一瞬で人生が変わることは起きません。それこそニューエイジや科学主義が組み合わさった発想です。
網のように張り巡らされた幻想を見破り、真実に気づき、自由で喜びの人生を生きるのが、スピリチュアルな生き方です。
スピリチュアルな世界に気づき始めると、今までと全く違う世界観で生き始めることになります。いま全く想像もつかない素晴らしい未来が待ってます。
着実に正しく学びを進めれば、心配することはないです。目に見えず形がない世界を、安心して学んでいきましょう。
安心して学ぶためにも、目的をしっかり明確にすることが大切です。スピリチュアルな学びの目的については『スピリチュアルな学びの目的は幸せ。みんな幸せなら世界平和』をご覧ください。