ケテル

ケテル

ケテルは生命の樹のてっぺんに位置し、セフィロート(天球)の第一番目です。

世界の創造において、無から初めて生まれる有であり、純粋な原初の意志を表しています。

ケテルとは

ケテル

ケテルは無の世界から有が生まれる出発点となります。カバラでは無は「アイン」と呼ばれます。

生命の樹において、無と接点を持つ唯一のセフィロート(天球)の中で、最も波動が高く純粋だと言えます。

上の画像においては、てっぺんの丸だけがある段階です。

点だけの世界なので、陰陽、プラス・マイナス、左右、上下など一切の対立する力が働いておらず、未だ方向がないため、無限の可能性を秘めています。

無(アイン)との違いは、アインは無ですが、そこに現実を創造する可能性がまだ生まれていないことでしょうか。ケテルがあることで初めて、無は有を生み出す接点を得て、無限の”可能性”を持ちます。

創造する現実の鋳型となるので、カバラ分けられる4つの世界のうち、「元型(アツィルト)」の世界に分類されます。

ケテル=静寂

ケテルは点の世界なので、方向性がなく、ブレることがあり得ません。

全く波の立っていない静かな湖面のようであり、完全な静寂した状態です。

瞑想で到達する意識の目的地は、ケテルに表される静寂です。

世界は、この静寂を破って現実化を進めるために、第二のセフィロートを生み出して対立する力を生み、「方向性」を生み出します。

ケテルが象徴する意味:信仰

『神秘のカバラー』でケテルの霊的体験は「神との合一」とされています。神人間=アダムカドモンになるということなのですが、自分自身が神人間であるということを信じるに至っている状態です。

割り当てられた神の名前「エヘイエー(われ有り)」で、神人間がまず第一にあって、エネルギーが徐々に物質的になってマルクトで現実化に至ります。でも、マルクトに極度に意識が集中した状態で生きていると、アダムカドモンなんて信じるに至らないと思うのですね。自分が神人間だって?!という感じです。

なので、至高の三角形と倫理的三角形の間にはアビス(深淵)が横たわっているのだと思います。どれだけ信じようとしたところで、それが盲信では意味がありません。カルトっぽくなってしまいます。真実は、信じようと信じまいと変わらない普遍的なのものです。でも、その真実を理解するためには、いま自分が考えられること、信じている事という古いルーティン、あるいはボックス、またあるいは制限と言えるものを超えていく必要があります。

ゲブラーに象徴される峻厳の力でもって打ち壊していくかもしれませんし、『コンスタンティン』がしたように、ティファレトに象徴される自己犠牲で超えていくのかもしれません。

盲信したまま神人間として生きようとすれば、アビスを超えていくことはできないでしょうし、今の自分の殻に閉じこもったままでも、無理でしょう。アビスを渡るには、アデプトプログラムで伝えているようなダース(隠された知識=オカルト・ノウリッジ=形而上学)が必要です。

今の自分がすべてを理解できるわけではないので、今の自分が把握できている世界の外側を見ていく必要があるのでしょう。日常的にとらえている物事、常識が、真実とはかけ離れているというのは、十分あり得ることです。

もし自分の小さな枠にこだわっていたら、自分の理解できることでなければ、信じることができないことになってしまいます。パートナーシップを考えてみるとよくわかるかもしれませんけれど、男性って女性を理解できないんです。その逆も同じだと思います。

お互いに理解できないけれど、信じることはできると思うのですね。信頼といった方が正確かもしれません。私たちは、どれだけ自分が理解できないものを信じることができるのでしょう。それは決して相手に依存したり、相手が期待に応えてくれることを信じるわけではなくで、相手の存在そのものを信じて委ねるという事。

失敗したって裏切られたって、別にいいんです。それは相手が選択したことなので。現実的な結果に右往左往することが本来の目的ではなく、相手を信じ切るという事。これが本当に強いパートナーシップを生み出すと感じています。

ケテルには「信仰」という象徴的意味がありますが、これは第三セフィラー「ビナー」が象徴する「理解」に支えられています。

さっきのパートナーシップの話と矛盾しますが、もし理解せず信じているなら、それは誰かの意見を鵜呑みにしているだけかもしれません。鵜呑みにした信仰には柔軟性がなく、日常に使うことができません。ニューエイジでよくあることですが、どれだけお祈りをしても、行動しなければ何も変わらないのですね。神様が代わりにやってくれる、なんてことはないわけです。だって、神人間になる可能性があるのですから、人間が出来る事だってあるのです。

祈ることは大切ですけれど、それだけやってればいいってわけじゃないですよね。自分の思考・行動をアップデートする必要があります。神様に全部お任せ、ということにはならないはず。

知識の理解が積み重なると第2セフィラーの「コクマー」が象徴する「知恵」になり、自ずと信じるに足るものになったものをケテルが象徴します。

こうして第1番目のセフィラーのケテルは、2番、3番のコクマー、ビナーと密接に関係しあった三位一体で「信仰」を意味します。

特徴

ケテルの特徴は「純粋さ」です。

「愛」や「友情」、「優しさ」などは、ケテルの「純粋さ」から生まれる一つの側面なのです。

また、ケテルは「右側を向いた大きな顔」と表現されます。地球から月を眺めた時に、月の表側しか見えないのと似ています。

片方は意識の及ぶ「有」、もう片方は意識の及ばない「無」と繋がっているから、片方しか見ることができないのです。

無は無であるがゆえに、それについて何かを知ることは出来ません。そのため、ケテルについて完全に把握することは出来ませんが、私達の意識は生命の樹の下からケテルを見上げることで、その側面にある情報を把握します。

全ての始まりと終わり

“0=無”から生まれた”1=点”であるケテルは、それ自身に後のセフィラーの”2-9”を内包すると考えられます。

算数で考えると、“1”同士で掛けたり割ったりしても結果は変わらないので、もし創造を始めたいのなら、”1+1”で”2”になる必要があります。

自分自身を映し出し、もう一つの”1”を生むことで”2”を生み、”3,4,5”…と全ての数を生み出すということ。

数が”10”となると現実になります。

全てのものはケテルの影響下にあるのです。全ての顕現はケテルから始まり、ケテルに終わります。

次元を下げるディセンションはケテルから始まり、次元を上がるアセンションはケテルに向かいます。

王冠の称号

ケテルには「王冠」という称号があります。王冠は人間の体の部分になく、頭の上にあるところから、人智の及ばないところにあるもの、ということが想起されます。

ではその人智の及ばない冠は何なのかというと、宇宙でしょう。

また、カバラと並ぶエネルギー体系の1つ「チャクラ」では、頭の上にあるのはクラウンチャクラです。

そこから、人はインスピレーションや霊性を受け取ります。この役割やケテルの役割と非常に類似しています。

目指すべき状態であるケテル、つまり人間の進化の究極の状態は、頭の中にないため頭で理解できることではなく、理解の先にある本質(霊性)が隠れているのでしょう。

それゆえケテルは「原初の栄光」や「創造の日々」と呼ばれることがあります。

ケテルの瞑想

ダイアン・フォーチュンは、『神秘のカバラー』の中で

無限の普遍なる存在を最高度の集中によって実感するとき、はじめて心は無限なる力の存在を悟ることが出来る

と語っています。

ケテルそのものについて書籍を読んで理解できることはあまり多くありません。

しかし瞑想を通してケテルを感じることで、その状態やエネルギーを感じ取ることが出来るのです。

ケテルと対応する様々な概念

マグレガー・メイザースは『ヴェールを脱いだカバラ』の中で、ダイアン・フォーチュンは『神秘のカバラ』の中で、ケテルに対応する天使や言葉を述べています。

ケテルに対応する概念
神の名前 エヘイエー(私は有る)
大天使 メタトロン
天使の位階 カイオト・ハ・カデッシュ
称号 王冠、マクロプロソポス
惑星 第十天
タロット 4つ組のエースのカード
ヘブライ語表記 KThR(カフ タウ レシュ)

エヘイエーについて

ヘブライ語でAHIH(エヘイエー)。

存在していることを意味します。

メタトロンについて

モーセの指導者であったとも言われています。

また、メタトロンは少年を意味するNOR(ノアー)の名のもとに語られることもあります。

カイオト・ハ・カデッシュについて

ケルビム 天使画像出典:angel-ology.com

ヘブライ語でCHIVTH HQDSH、聖なる生き物を意味します。

聖なる生き物とはケルビムのことであり、タロットカードの「運命の輪」にも描かれている4つの生き物、「雄牛・ライオン・鷲・人間」です。

これらは占星術のサインで「牡牛・獅子・サソリ・水瓶」に属し、それぞれ「地・火・水・風」の元素を持ちます。また、この4つのサインは最もその元素のパワーを確実に表すフィクストサインと呼ばれます。

運命の輪

運命の「輪」にケテルに対応するケルビムが描かれているのは、ケテル自身から生まれる「有」の世界と、ケテルが生まれる前にある「無」の世界を繋ぐ「輪」のような役割を、ケテルが持っているからかもしれません。

マクロプロソポスについて

マクロプロソプスはケテルのことを指していて、これに対してミクロプロソプスは6個のセフィロトから成り立っています。

6個のセフィロトは、ケセドから始まりイェソドに降りていくまでの6つのセフィロト(ケセド・ゲブラー・ティファレト・ネツァク・ホド・イェソド)です。

第十天について

トレミーによって考えられたもので、惑星を動かしている原因とされたものです。

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