ティファレト
ティファレト
更新:

ティファレトはカバラにおける第6番目のセフィロート(天球)。

この記事では「ティファレト」とは一体何なのか、ご紹介していきたいと思います。

ティファレトとは

ティファレトに割り当てられる象徴的意味は「美」。

英語で「Tiphareth」と書かれ「ティファレス」と呼ばれることも。

ティファレトのエネルギー状態

ティファレトの美で僕が感じるのは、ただ綺麗に見えるものとは全く別だということ。

某ファッション雑誌の編集をしていた方が「”美”というゴミを作ってしまった」という発言を聞いた時は衝撃でした。

世間の美に追従すると、違和感なく見覚えのある雰囲気で、確かに綺麗にまとまります。しかしその表現を見て、魂が感動するような美しさを感じる事はありませんでした。

形而上学の書籍『HERMETICA』(ヘルメティカ)では”the beautiful and good are in god alone and nowhere else(美と善は神のみにあり、他のどこにもない)”と書かれています。

本来の個性が発揮された美に出会った時は、心の琴線に触れるような神々しいエネルギーを感じます。

献身

ティファレトは「献身」も表します。最大の献身は自己犠牲でしょう。

僕は何もしなければ「自分」に意識が集中しています。自分の生活、自分の時間、自分の家族、自分のご飯、自分のお金、といった感じです。

自分のことばかり考えていると、自分だけが良ければ良く、人はどうでも良いという意識に流されていきます。

すると、夫婦関係がうまく行かなくなったり、仕事も友だちも家族とも距離を置かれてしまいます。

そうした負のサイクルに入らず、良い人生を送れるように、アデプトプログラムで学んだリチュアル、そして瞑想を日々行っています。

小さな自分を犠牲にして、周りの人たちに良いことを与える献身を行動に移すと、たくさんの人間関係に調和が取り戻されていきました。

このブログや日々のSNSも、皆様にとって良いものになったらと思います。

自己犠牲のポイント

自己犠牲は映画『コンスタンティン』にある以下のシーンのようなイメージがあると思います。

主人公のエクソシスト、コンスタンティンは命を犠牲にして他者を救済します。

素晴らしいことですが、恐らく非日常です。

日常的にできる自己犠牲は、”自分だけ”が良い思いをするのではなく、自分も他人も一緒に良い思いをできるように活動することです。

ティファレトに対応する様々な概念

ティファレトに対応する概念
神の名前 テトラグラマトン
大天使 ラファエル
天使の位階 メラキム
称号
惑星 太陽
タロット 4つ組の6のカード
ヘブライ語表記 ThPARTh(タウ アレフ レッシュ タウ)

ティファレト以外のセフィラー関連記事